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西光寺(さいこうじ)は、福岡県福岡市早良区にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は狐峯山。梵鐘は国宝に指定されている。 == 文化財 == === 国宝 === * 梵鐘 :総高136.3cm、口径77.5cm。鐘身に陽鋳された銘文により承和6年(839年)の作と判明する。銘文から製作年代が分かる日本の梵鐘のうち5番目に古いものである〔最古は妙心寺鐘(698年)、以下興福寺鐘(727年)、劔神社鐘(770年)、成田市出土鐘(774年)と続く。〕。銘によれば伯耆国鴨部郷(鳥取県西伯郡南部町鴨部)の金石寺の梵鐘として造られた。江戸時代の承応(1653年前後)頃は出雲大社に、その後明治22年(1889年)までは島根県神門郡(現出雲市)の多福寺・松林寺にあり、明治30年(1897年)西光寺に納められた。上帯と下帯(鐘身最上部と最下部の水平帯)に唐草文様を鋳出する。竜頭(最上部の吊り手部分)は、蓮弁を伏せて重ねた上に斜め上向きの竜を配したもので、他の鐘にみられない独自の意匠である。〔『新訂 梵鐘と古文化』、pp.54 - 56〕〔『週刊朝日百科 日本の国宝』23、pp.2 - 82 - 83〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「西光寺 (福岡市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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